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2008/10/14

reacTIVision

reacTableってご存知ですか?

これです。
どういう仕組みか分かりますか?

ビデオをよく見てみると、動かしてるものに変な模様というかマークがついていますね。こんなの。

このテーブルは半透明の板です。

仕掛けは意外と単純で、この天板の下にはカメラとプロジェクターが入っています。もしかしてコンピュータもついでにこの中に入れているかもしれません。

カメラで天板の様子を撮影します。それであの変なマークの位置、回転を検出するってわけです。
その映像をもとにコンピュータに送って、プログラムに通します。音などを出すようにしてるわけです。
で、プロジェクターで天板に映像を映し出して、ああいうことができるわけです。

う〜ん。仕掛けは単純だけど、すごいかっこいい。

このテーブル、プロジェクター、カメラ、天板、パソコンさえ(プロジェクターは高そうだけど)あれば誰でも簡単に作れるんです。

で、問題はプログラムの方ですよね。
どーやってあんなマークで回転とか位置とか検出するのか。
ここが一番面倒くさく、かつ難しい課題だと思います。

しかし、このプログラムは公開されているんです。
あとはProcessingなどでどういう反応をするかプログラミングするだけ。

この公開されているやつの名前がreacTIVision
変なマークもダウンロードできます。

テーブルを作れなくても、カメラさえあればそれなりにマークに反応してくれるので、一度試してみてはいかが?
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2008/10/13

TUI: Tangible User Interface

みなさん、Tangible User Interfaceってご存知ですか?略してTUI。
GUIとかCUIというのはご存知ですよね。

TUIというのはMITのMedia Labの石井裕教授が研究されている、新しいインターフェイスのアプローチです。
簡単にいうと、コンピュータのデジタル世界と 我々人間の世界との間にある深いギャップを、デジタル情報を物理的実体を与えることで人間が直接操作しているような感じにするユーザーインターフェイスです。

GUIはマウス、キーボードで操作しますよね。
実は、それって40年前からほとんど基本的な姿を変えてないんです。

GUIも、CUIに比べたら、もーーーんの凄い革新的なことだったんですけど、これって使い方を知っている人しか操作できませんよね。普段パソコンを使い慣れている方はそんなこと分からなくなっているかも知れませんが、初めてパソコンを触る人を見てみると、扱いにすごい困っていますよね。

今のパソコンは汎用ですが、TUIが目指すところは汎用ではなく、ある作業に特化した専門コンピュータです。

将来こーいうのを開発する研究員になりたいです。
じゃあMIT Media Labに入らなきゃ。
う〜ん。勉強あるのみですね〜
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