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2008/10/13

TUI: Tangible User Interface

みなさん、Tangible User Interfaceってご存知ですか?略してTUI。
GUIとかCUIというのはご存知ですよね。

TUIというのはMITのMedia Labの石井裕教授が研究されている、新しいインターフェイスのアプローチです。
簡単にいうと、コンピュータのデジタル世界と 我々人間の世界との間にある深いギャップを、デジタル情報を物理的実体を与えることで人間が直接操作しているような感じにするユーザーインターフェイスです。

GUIはマウス、キーボードで操作しますよね。
実は、それって40年前からほとんど基本的な姿を変えてないんです。

GUIも、CUIに比べたら、もーーーんの凄い革新的なことだったんですけど、これって使い方を知っている人しか操作できませんよね。普段パソコンを使い慣れている方はそんなこと分からなくなっているかも知れませんが、初めてパソコンを触る人を見てみると、扱いにすごい困っていますよね。

今のパソコンは汎用ですが、TUIが目指すところは汎用ではなく、ある作業に特化した専門コンピュータです。

将来こーいうのを開発する研究員になりたいです。
じゃあMIT Media Labに入らなきゃ。
う〜ん。勉強あるのみですね〜
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2008/10/12

Processingとは

ProcessingとはCasey Reas と Benjamin Fryによるオープンソースプロジェクトで、以前はあのMIT Media Labで行われていました。
プログラミング言語、というよりはプログラミング環境です。
統合開発環境(IDE)っていうものらしいです。
何に使うかって言うと、電子アート、ビジュアルデザインなど。追加のライブラリを入れるとサウンドもできます。
実際どんなのを作れるのかというと、"Built with Processing"でググると世界中の人が作品を公開しているのでそれをみてみてください。
中には結構凄い作品もあるので、参考になるかも。

プログラミングの学習用にもつくられていることもあり、初心者にもとっつきやすいです。
とっつきやすいとは、複雑な設定がいい具合に端折られているから手軽に作成ができるからです。
そういうことから、コンピュータを使ったアート作品のプロトタイプ(試作品)作成なんかにも使われるみたい。
あと、色々な教育機関でも採用されているらしいです。例えば、工業系の大学のプログラミング入門とか、美術系の学校のコンピュータアートの授業とか。もちろん日本でも。

欠点は日本語の情報が少ないことです。
でも、逆に英語の勉強になるからいいかもって考えるとこの点はそこまで苦ではない。(笑

日本語の書籍は今は『Built with Processing デザイン/アートのためのプログラミング入門[改訂版]』だけみたいですね。
この本は結構きれいでGoodです。オールカラーで、プログラミングの本とは思えない(いい意味で)。

Processingとはこんな感じのものです。
で、僕は最近これを見つけてハマっています。(笑
プログラミングもほとんど初心者って感じなんですけど、これは面白い。
Quartz ComposerとProcessingと。どんどんきわめていきたいです。